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パチンコ業者なのにパチンコ屋でアルバイトしてる人の日記。

パチンコ屋あるある あだ名編

こんにちは

2人分働いて1人分の給料を得る38歳バイトです

 

今回のお題はこちら

 

あだ名

パチンコ屋の店員はあだ名で常連様を判別します

会員登録されてる方はお名前が分かるのでインカムを駆使して

「〇〇様ご来店されてます。」

でもお名前が分かっている常連様でも実際にお声がけする時は絶対に名前を呼ばない

それが当店のルール

 

常連様でも顔は分かるが名前は分からない

 

そんな時に便利なのがあだ名

 

例えば会員登録されて名前が分かる方が赤木さんとする

すると赤木さんが起点になる

 

赤木さんは小柄なおじいちゃん

 

そうすると小柄なおじいちゃんは全て赤木さんになるのだ

「お前は何を言ってるんだ?それどどうやって判別するのだ?」

至極当然の疑問であろう

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お答えしよう

 

髪の毛が少ないおじいちゃん

「毛の無い赤木さん」

 

髪の毛が多いおじいちゃん

「毛の多い赤木さん」

 

更に小柄なおじいちゃん

「小さい赤木さん」

 

いつもベストを着ているおじいちゃん

「ベストの赤木さん」

 

いつも帽子を被っているおじいちゃん

「帽子の赤木さん」

本物の赤木さんが帽子を被ってきた日は「帽子の赤木さん2号」に変身を遂げる

 

こうして華麗に割り振られ当店では本人も含め6人もの赤木さんが存在するのだ

 

優秀過ぎる当店のスタッフ達(バイト)のあだ名を付けるセンスは皆無である。

 

 

サービス残業からのパチンコ接待

もう何が正しい順番かさえ分からない

 

パチンコ接待して残業までしてクレームが入ったからサービス残業までこなした

 

そのサービス残業の後にまたパチンコ接待である

先程まで二人並んでジャグラーを打ち

財布に更なるダメージを受けた

 

もう私の財布に紐は必要ない

 

帰りのタクシー代だけはポッケに死守していたのに最後にアホな値段のラーメンまでサービス残業の残業である

 

電車での帰宅を余儀なくされて今、駅から徒歩25分の帰り道

 

過去記事貼り付けて分かりやすくしようと思ったけど携帯からの貼り方が分かんないから手動で今回の用語を説明しておこう

 

パチンコ接待

パチンコ屋のお偉いさんをパチンコ屋に連れて行きウンチクを聞く

 

残業

連れて帰る道中の精神的アフターフォロー

 

サービス残業

クレームを受けた事によるリアル接待

 

サービス残業の残業

なけなしのタクシー代をアホな値段のラーメンに変える事

 

これを全部こなす私は有能なのであろう

そして愛されているのであろう

 

駅までの帰り道

「お前はやっぱり楽しい奴だ、今度旅行に行こう」

 

私はお尻にキュッと力を入れながら

「喜んで」とだけ言ったのであった。

 

ちょっとサービス残業してきます

これからサービス残業の地へ向かいます

 

夜本業終わりの早番からのサービス残業

 

疲れた体にムチ打って電車に乗り込みアホほど面白くもないサービス残業してきます

 

しかも残業なのにサービスしないといけない

なんてこったい

 

しかも現場は私の他におっさん二人

何が悲しくて土曜の夜におっさんと過ごさなければならないのか

俺は家族を眺めながらビールを飲むのが至上の幸せなのに

 

あの日サービス残業の約束なんてするんじゃなかった

 

だがこのサービス残業の約束を取り付けた事で生き永らえているのも事実

 

大人しくサービス残業してきます

 

 

パチンコ接待の残業の更に続きの

飲み接待という名のサービス残業

 

心と体と財布に優しくないサービス残業なんて無くなれば良いのに。

 

 

 

福耳の人はパチンコで勝てるか否か

ある常連様で「お前マジか?」というレベルの福耳様がいらっしゃる

初めて見るお客様は二度見するレベル

写真を撮れないのが悔しいレベル

 

あだ名は勿論、福耳様

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福耳様はバラエティコーナーが大好き

昨今のパチンコ業界の不景気を受けてマイナーな新台は買っても1台2台

メジャーな機種で多目に買った台もすぐに減台してバラエティコーナーに移動

 

そんなバラエティコーナーに導入するものは欠かさず全て打つ変わった趣味のある人

 

新台で1台の時は朝から並び夕方まで打ち倒す

新台の時は見向きもしなかったのにバラエティに移動された時から打ち倒す

中古で導入しても空いてれば打ち倒す

 

だけど私は福耳様が勝ってるイメージは無い

尋常じゃない福耳にも関わらずだ

バラエティに入った台は全て自分の縄張りだと言わんばかりに立ち回っているがいつも裏目に出てる

 

福耳様が止めた後の台はよく出て

よく出てた台を打ち始めると必ずハマる

 

リアルに赤の他人に福を差し上げてるなぁと立ち止まって見ている

これもある意味福耳の効果かもしれない

 

そんな福耳様も自覚しているようで、たまーに話しかけられる

「俺、いっつも運を逃がしてる気がするんスよね」

私は「お察しします」とだけ答えるようにしている

 

何故なら

そりゃ福耳様、勝てないよ 

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だってその福耳、でっかいピアスの穴で出来てるんだもん

 

 

 

 

多忙だけど届くと良いなこの情報

多忙でございます

 

多忙な週でございます

 

お店が儲かるような新台入れ替え作業に追われております

 

入れ替え作業は毎週毎週ある訳では無いので

2週間に一度は眠れないくらい忙しく

2週間に一度は吐き気を催す程暇があった

 

「あった」と過去形にしたのは空いた時間を全てバイトを入れてるから

 

そんで入れ替えの作業中お客様にとっては神秘に包まれた事務所に出入りします

 

分かる人には分かる

「スタッフオンリーの扉」

 

私はその扉の向こうを自在に出入り出来る!

 

な~んにも無いですけどね

ただの部屋

ホルコン(ただのパソコン)があってカメラの画面が複数あるくらい

 

お休みの日(関東は店休日無かったり地域によって様々なんですって)

スタッフオンリーの扉をくぐり抜けて地域統括マネージャーなる大層な名前の人と店長が話してる情報を盗み聞く

 

あ、ちゃんと会話に参加してきたので盗み聞くのは不正解です

 

「旦那、小耳に良い情報を仕入れてきやしたぜ」

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弱虫ペダル」が甘いんですって

 

だから地域統括マネージャーは「外そうかなぁ、腹立つし」って仰ってました

 

それを聞いたおいらは早速打ちに向かいました

 

あるお店に着いた私は途方に暮れました

 

何故ならパチンコとスロット両方に「弱虫ペダル」があってどちらが甘いか分からなかったとさ。

 

 

私には優秀な部下(バイト)が居る 赤い車に乗ってる新人の正体を探る

何故私が新人でバイトのおっさんがそんなにも気になるのか

 

もしかしたらスパイかもしれない

スパイだったらどうしよう?とかそんな理由じゃない気がしてる

wanabesome.hatenablog.com

 

ただ単純に年齢が近く良い歳しているのに自らバイトを選択した人間が今まで何をしてきてこれから何をしようとしてるのか気になるからだと思う

 

そして自分より年下の生意気な社員に「〇〇くんトイレチェックしてきてください」とか指示されてどういう気持ちなのか知りたい

 

私はいつか社員全員を「ギャフン」と言わせてやる事を目標に生きているが彼はどうなんだろう?

 

おっさんの気持ちが知りたいなんて自分でもどうかしてるとは思う

だけど同じような年齢のおっさんが同じように年下の社員に使われてるのを見ると共感度は激しく上がる

 

上がる所かリンクして増々社員を「ギャフン」と言わせる決意が固くなる

 

そんな共感もあってバイト初日で動きは十分と褒めてみたが

2日目の働きぶりを見て「ん?こいつまさか?単なる小太りのおっさんでは?」

と疑問を抱いてしまった

 

疑問を抱いたからには動かない訳にはいくまい

私には優秀で諜報活動が得意な部下(バイト)が居る

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今年21歳の大学生だ

 

コミュニケーション能力が異常なまでに発達しておりお客様から異常なまでに話しかけられる

建築関係の仕事をしているお客様からスカウトされた数は尋常じゃない

 

そんな異常な奴が異常なまでに私を慕ってくる

何故なら私がスーパーエリートスタッフだからだ

 

そう思わせるよう計算して行動しているならあいつは天才だとさえ思う

私も愛おしくてたまらないくらい可愛がってる

 

おっと、おっさんが気になりガタイの良い男子大学生の話ばかりしてホモォと思われるかもしれないが妻子ある身だ余計な詮索は止めて貰おう

 

その優秀な部下(バイト)に情報収集を依頼

本日帰るまでに2つの有益な情報を持ってきた

 

大手パチンコチェーンに居たのは3年前

1年くらい前には部下(バイト)の学友の全く分野が違うバイト先に居たとの情報を得た

 

そのバイト先は個人の特定に繋がるので書かないが職を転々としている感は否めない

 

どうやらスパイなどではなく単に根無し草なのか?

それはそれで37歳新人の今後のビジョンが大いに気になる結果に終わった

 

引き続き調査を続けようとも思ったが正直飽きてしまったので気が向いたら続きを書く事にしよう

 

それより社員をリアルに「ギャフン」と言わせる事を考える方が楽しいのである。

 

 

 

私のストレス発散方法 良い子はマネしちゃダメだよ

嫌な事や悲しい事があったらすぐ発散

嬉しい事があった時でも余裕で表現

 

大き目の声で文句や愚痴を吐き出しても平気

誰も聞いちゃいないから大丈夫

 

私のストレス発散方法は

騒がしい空間の代表格のパチンコ屋でリアルハムスター中に大き目の声を出す

 

わざわざ叫べる場所に行かなくて良いし常に笑顔だから怪しまれる事もない

 

本当は一々「失礼します」って言わなくちゃいけないんだけど

「オナカスイタヨー」

「オヨゲタイヤキクン」

「バーカバーカエヘンムシー」

バリエーション豊かに言ってるけど気付かれた試しが無い

普通の声なら届きもしない

早口で言えば全て一緒の言葉に聞こえるだろう

多分

 

この発散方法、普段は言葉に出せない言葉を吐き出すのに最高

 

面と向かって大き目の声なら聞こえるけど島の中歩きながら

「課長のアンポンタ~ン!」って大き目の声出してもお客様は何か聞こえた?くらい

 

脆弱な面があるとすれば大き目の声なので口が大きく動いてしまう事

その瞬間を見られた時の言い訳は「顔の体操」という事にしている

 

私はこれで日々のうっぷんを全てバイト先に置いて帰る事に成功している。

 

※後書き

大き目の声が聞こえにくいだけであって叫んだりはしてません

特にお客様が少ない時間帯ではとても危険で少ないとモロにバレてしまいます

 

お客様が少ない時間帯にサンドのコインを補充中に「パ~ラダイス」と大き目の声で言ったら若い子にジト目で見られた事が1度だけあるのは内緒