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見られたいような見られたくないような

パチンコ業者なのにパチンコ屋でアルバイトしてる人の日記。

エアコン代を節約するパチンコ屋に未来は無い。

いらっしゃい。

暑いね。夏始まったぽいね。

 

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以前似たような物を書いた。

 

wanabesome.hatenablog.com

 

コンサルタント指導の下、店長が節電に躍起になっている。

『7月、8月のデマンド値を抑えると基本使用料が安くなる!』

暑苦しい事この上無い。

 

私はSODで暑くなりたい。

 

このデマンド値というのがかなり厄介らしく電気の最大使用量が基本使用料に大きく関わるという。

日本語って面白い。

 

 

デマンド値が詳しく知りたい方はこちらへ

大崎電気工業様のHPより

 

 

前述の記事にある通りパチンコ屋において最も電気を使うのはエアコンである。

 

そこでコンサルタントに言われるがまま店長は高らかに宣言したのだ。

 

『7月、8月は大型エアコン10基中3基を目安に送風のみにする!』ババーン!

 

更に

『勿論!お客様あっての商売。お客様が不快に感じない限界を模索する!』

『お客様から暑い!と言われた時は細かい調整をするのでスタッフの皆さんは逐一報告をするように!』

 

素晴らしい。

先細りの業界をこの先生きのこるにはランニングコストは低ければ低い程良い。

 

素晴らしい。

お客様が不快に感じない限界を発見出来た暁には基本使用料が安くなる事は確実だろう。

 

オーナーは喜び、店長は評価され、お客様は不快を感じない。

 

節電とは何と素晴らしいものだろう。

 

 

我々スタッフを除いては。

 

お客様の限界に挑戦するということは我々スタッフの限界は無視するということである。

 

お客様なんざ座って動かず冷たいお飲み物をすすっているだけである。

遊戯中は思考もしてないだろう。

 

それに引き換え我々スタッフは店の中をハムスターのようにひたすら歩き笑顔を振り撒く。

人手不足も相まって効率良く仕事をこなさないとならないので低スペックな脳みそでも使わなければならない。

 

ただでさえ動き回って暑いのに、お客様の限界に合わせられたらたまったものではない。

 

お客様の限界を発見するのが先か、我々スタッフが脱水症状で倒れるのが先か、その運命は店長の手腕にかかっているのである。

 

当店より圧倒的に潰れそうな他店のエアコンが圧倒的に涼しいと知った時、私は本気で転職を考えたのである。

 

~オワリ~