パチンコ業界で働く30歳以下の人間よ今すぐ辞めろ。30歳以上は諦めろ。
悲しいかな。今回のパチンコ規制は威力がでかすぎたようだ。
あるオーナーの話が伝え漏れてきたのでお伝えしておこう。
『どこかうちの店を買ってくれる所は無いか?』
もう、営業を続けて行く気がないようだ。
規制だけではなく設備関連もどうやら大幅に変わり、それを導入しなければならない話まで上がっている。
店の負担は膨れ上がる、だが売上は下がるのは確定している。利益も取れそうにない。
それでも投資する企業が一体どれほどあるだろうか?
業界人複数と話をしたが小規模のグループは限界まで営業し、その間売り先なり事業を変えたりする努力の方向に切り替わる。
中規模でも資金繰りが厳しい所は同様だろう。
大手寄りの中規模が何とか生き残るかオーナー判断で閉店するかは文字通り規模による。
大手も採算の合わない所は容赦なく閉めるだろう。
『周りが閉めるまでは体力勝負に持っていくかも』なんて話も出たが、バカでかい箱のパチンコ屋を維持する方がしんどいので『大手でさえも分かんねえぞ、これ』という言葉は多数の業者の口から吐き捨てられた。
今、私の周りの業界人は皆、お通夜モードである。
他に活路を見出すのだ。
30歳前ならまだ何とかなる。人手不足の業界は一杯ある。そこで新しく始めるんだ。
そして一つの仕事に囚われず、自分の出来る事を模索するんだ。
転職した業界も終わってるかもしれない。
だがパチンコ業界に比べれば終わる速度は緩やかなはずだ。
一生サラリーマンで給料を貰っていくつもりなら早々と行動するんだ。
サラリーマン+副業+副業+副業みたいな感じで出来る事全てに挑戦するんだ。
主たる給与をパチンコ業界に頼ってはいけない。間もなく、そう遠くない未来に終わるのだから。
超大手や地場の超優良大手は生き残るかもしれんがどの道、現時点で30歳前の雇われ店員には出世などない。
捨てられた時に30歳オーバーだと拾い手は少なくなるばかり。
もし、業界が生き残って転職した先がつらければ戻ってくれば良い。
この業界は下っ端なら40歳からでも雇ってくれるのだから。
貴重な20代をこんな業界に使うんじゃない。
自分の未来は自分で考えて創り出すんだ。
もう、本当に諦めて。
諦めて業界に尽力して欲しい。
どうせ『やばい、転職しなきゃ』とか考えてるでしょ?
その転職先、言っちゃあ悪いけど何歳からでも歓迎な訳。
待遇も今より悪いし。
後先無いでしょ?
じゃあ死ぬ気で尽力を求みます。
「どうすればお客様が増えるか?」
「どうすれば勤めてる店が生き残れるか?」
「どうすれば地域で一番の店になれるか?」
「どうすれば業界が良くなるか?」
「どうすれば社会に貢献出来るか?」
常に「どうすれば?」を考えて頂きたい。
覚悟を持って今やるべき事を尽くし業界に尽力して頂きたい。
元々パチンコ屋からの30歳越えての転職は想像を絶する程地獄なのだから。
38歳、アルバイトの私は覚悟を持とうが勤める店の小さな事すら変える力がないのは口惜しい限りなのである。
かと言って今さら社員になるのは負けた気しかしないのである。
私の人生はこれから自分で決めるのみなのである。
~オワリ~