パチンコ屋の店員に高齢が少ない理由
こんばんは
バイトで生計を立てている38歳崖っぷちです
パチンコ屋によく行かれる方は何となくお分かりになると思います
高齢の店員が店内を駆けずり回る事はあまり無い
他の業界を知らないのですが
パチンコ屋には30代の壁が存在します
30代で役職が上がらないと皆辞めて他業種に行く方が多いでのです
他の業種でもあるかもしれませんがパチンコ業界は顕著
年次昇給がある会社は稀で、超大手か超優良経営してる会社くらいだと思います
『給料欲しければ出世しろ』的な風潮
役職は一般的に
平→リーダー→班長→副主任→主任→<幹部の壁>店長→エリア統括→大幹部
こんな系図
※会社によって呼称は違いますが大体のイメージ
パチンコ屋の数は頭打ちどころか減少傾向
店長に辿り着くには経営者の身内かよっぽどのコネが無いと厳しい現状
『パチンコ好きだから』と20代で入社して10年経っても班長クラス止まりなんて人間は腐るほど居ます
入社してすぐ20代の内に班長クラスになってそこそこのお給料が貰えたとします
20代のうちは良くても『結婚し子供が出来た』とかなっても昇給は無いのです
30代になった時『出世する見込みもないし一生この給料のままだとやばくね?』となる訳で
お給料様、
おっと
お客様は年々減り続け『やれ経費削減だの電気代節約だの人件費削る』などと聞いてたら賢い人程、早々に辞めていきます
30代後半で班長クラスで満足してる人間は『人生のチャレンジャーだな』とさえ思います
これがまず一つの理由
そして次の理由は
『40代の店員は見てて痛い』
50代60台は言わずもがな
ほうれい線が出まくり貫禄まで出してきちゃったら最悪
お給料様からの印象は当然良い訳もなく
『おじさんに笑顔振りまかれても正直キモイ』
『どうせパチンコ屋で散財するならカワイイ子が居るところに行くわ』
こうなる訳で
高齢化が進みおじいちゃん、おばあちゃんのお給料様の比率が増えても
『子供より年上のおじさんより孫みたいな若い子に接客されたい』
と考える高齢者の方も増える訳で
「40代の現場の社員」って需要が無いんですよね
そうなると仕事が出来て事務所がメインじゃないような40代は待遇が悪くなる事だってある
突然、降って湧いた縁戚か縁故の20代の主任クラス辺りに訳もなく怒鳴り散らされ
こき使われる
気が付けばその主任の愚痴や悪口をこぼし、回りまわって居づらくなるなんて事も
悲しい事にそのくらい40代ってパチンコ屋の現場では必要が無いんです
これがもう一つの理由
他にも
『体がついていかない』等の理由がありますがそんな事は少数例
それほどまでにパチンコ屋で勤め上げるのは難しい
だから今からパチンコ屋で正社員希望の若者に言いたいのです
『その場凌ぎならまだ良い。だけど将来はほぼ無いよ。』
とだけ言っておきたい。
そんな40代が目前の私は日々恐怖におののきながらバイトをするのである。