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パチンコ業者なのにパチンコ屋でアルバイトしてる人の日記。

過去の栄光を語る40才新人に未来は無いと思う ついでに私も

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イーラッシャーセー

38歳バイトが書くブログへようこそ

 

本日は職場に新しく入ってきた40歳ダブルワーカーの話

 

自ら語る40歳バイト

 大型新人が入ってきた

 

本人曰く

『大型チェーン店の主任まで昇り詰め、非常に惜しまれながらも退社し、

やりたい事の為に会社を興し事業を拡げるべく県を越えてやって来た』

 

『そして今閑散期だからバイトをしにきてる』

 

この時点で若干ハテナが浮かぶ

 

『事業を拡げる為に他県に住居を構える必要があってそこの家賃が13万円するんです』

『高速代とガソリン代だけでバイトの給料飛ぶんですわ』

『仕事用のオンボロ車じゃ移動ツライので愛車出そうかなと思ってるんです』

 

聞いてもないのに自らの事を語りだし

「本当は自分はもっと凄いんですよ」のアピールをする

 

気持ちは分かる

本業があってそれなりの経験をしてきた人間が

子供ほど離れた人間に指図される事の苦痛さは痛い程分かる

 

完全に失業して諦めてバイトをするならそれも耐えれよう

本業がある状態での年下に使われるバイトは精神的にくるのだ

 

しかも彼の場合は同じ業界で主任の経験がある

一般社員に『トイレチェックしてきて』と言われた日には〇意さえ抱くだろう

事実、私は抱いている

 

だが彼が語っている事が全て真実かは分からない

むしろ疑っている部分の方が多い

 

そのくらい彼は「本当は自分はもっと凄いんですよ」アピールが強い

 

もしこれが全て真実だったら心の底から謝りたい

『疑ってごめんちょ』と

過去の栄光を語る40歳バイト

『あそこ知ってます?僕あそこの初代店長』

『僕の県外の前の事務所の一枚(微妙な有名人とのツーショット)』

『部下が多すぎて名前すら憶えて無かったですよw』

 

とまぁ詳細を語れないので多くは書き出せないが

 過去の栄光を持ち出して語ってくる

 

何となく分かる

語っておかないと自分の今の現状

40歳でバイトをしている事実に耐えらないのだと思う

 

自分を大きく見せておかないと不安で不安で仕方が無いのだ

例え大きく見せる相手が同じバイトの私達であろうと・・・

 

「優位に立ちたい」とかそんな安易な考えではない

 

自分のちっぽけなアイデンティティを守りたいだけなのだ

 

全力で

使える要素は全部使って

 

それほどまでに年下の社員に使われるバイトの立場は心に闇を生ませるのに十分なのだ

 

ましてや一度見限った業界にバイトとして戻ってくる心境は計り知れない

 

彼の本心は計り知れないが少なくとも私は闇を抱えている

 

ただ彼が単純におしゃべりなだけだったら全力で謝ろう

『ごめんちょ』と

過去ばかりを語るおじさんに未来は無い

過去の栄光にすがりバイトを選択するようでは未来は無い

 

事実私が未来が見えてないように彼もまた見えてないように思える

 

余計なお世話だがやっているであろう会社を立て直すか、その道で一から出直すか等を選択した方がよっぽど有意義であろう

 

彼の計画の全てを知っている訳では無いし知ろうとも思わない

 

だが、おしゃべりなくせに過去のみを語ってちっぽけなアイデンティティを必死に守っているように見える彼の未来は明るくないように思える

 

 本当に賢く計画を立てて未来を見据えているならばパチンコ屋のバイトなんて選ばないはずだ

 

パチンコ屋の未来は暗い

 

そんな事も知らないで未来など見えるものかと思うのである。

 

 幸い私は過去の栄光が無い

語る事は未来の事ばかりだ

 

実現出来そうにもない未来を掲げる38才のおじさんと

未来を語らない40才のおじさんの末路がどうなるか少しだけ楽しみなのである。

 

~オワリ~