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見られたいような見られたくないような

パチンコ業者なのにパチンコ屋でアルバイトしてる人の日記。

パチンコ屋が防犯に敏感な理由。パチンコ屋だって商売なんですよって話。

いらっしゃいませ。

 

本日はパチンコ屋における防犯についてのお話。

 

何、小難しい話は一切ございませんのでお気軽に。

 

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パチンコ屋が防犯に敏感な理由

隠すことなく話すとパチンコ屋には多額の現金で溢れています。

その現金を狙った不埒な輩はセキュリティの向上により減少傾向にあります。

 

年末年始など犯罪率が高くなる時期におっかないニュースを聞く事もありますが特に防犯カメラの精度が上がると共に大胆不敵な輩は減ってきております。

 

故に安心しきっている訳では無いですが現金に関しての防犯に対しては私が知ってる限りではほぼ完璧。

 

ですが所謂ゴト行為と呼ばれるものに関しては敏感。

隣の県でゴト行為が発生したとなればその日中に組合経由で全国のパチンコ屋に通達され顔写真付きで出回る。

 

一度どこかのお店で成功したとしても次は警戒態勢の中でのゴト行為は難易度が跳ね上がる。

 

パチンコ屋のセキュリティだって年々上がっているのだ。そう簡単に不埒な輩を跋扈させる訳にいくまい。いたちごっこと言われようが、たゆまぬ努力で健全な商売に向けて全力なのだ。

 

防犯を徹底的に徹底して遊びに来て頂いてるお客様が気持ち良く遊技して頂く為にパチンコ屋は防犯に敏感なのだ。

 

 

 

パチンコ屋が防犯に敏感な最大の理由は別の所にある。

 

繰り返すが現金・パチンコやスロット台に対する防犯のセキュリティは尋常ではない。

完璧に近すぎて油断を突かれる事もあるのは悲しい現実だけど。

 

ではどこの部分の防犯に最大に敏感なのか?

 

それは『お客様』である

 

パチンコ屋には現金がある。遊技するにもお金が必要だから。

 

よくある例としてアホなお客様は財布を台の上に置いたままその場を離れる。

 

電話やトイレ、ちょっと違う島の友人に話をしに行く等の際に。

 

正直アホだと思う。

隣のお客様が手を伸ばせば届く所に自らの全財産に直結する財布を置いてその場から姿を消すのだから。

 

我々エリートスタッフはその状況を発見すると一早く防犯するのだ。

 

「何故これが防犯なのか?」疑問に思った方もいらっしゃるだろう。

 

その答えは「出来心で手を伸ばしてしまった」というお客様を撲滅する為である。

 

他の例でも昨今のパチンコ屋ではカードなりコインなりといった媒体に現金を預け入れる事が出来る。

 

Suicaなどをイメージして頂ければありがたい。

 

それを拾ってしまえば簡単に現金化してしまえるのだ。

 

おっちょこちょいなお客様が落とし、出来心満載な別のお客様が拾って現金化してそそくさと逃げていく。

 

残念な事に防犯カメラの性能の向上により大概の「犯行」は録画されている。

 

それをアホなお客様にお見せする事は出来ないが、アホなお客様が警察に被害届を出したならば警察には捜査協力でお見せする事になる。

 

そう。お客様が出来心で犯罪者になるのを防犯するのが敏感な最大の理由なのだ。

 

 

 ここでやっとタイトルに繋がる。

 

パチンコ屋だって商売なのだ。

 

もし防犯出来ずに犯行が行われたとする。

被害に遭った方は『警察に言うまでじゃない。大事にはしたくない。』という方がほとんどだ。自分がアホな事を理解しているのだろう。

 

だがそのアホなお客様は二度とお店に来ない。

勿論、出来心なお客様も二度とお店に来ない。

 

お分かり頂けるだろうか?

 

防犯出来なかった一つの出来事で二人のお客様を永遠に失う事になる

 

遊技人口が確実に減っている中、パチンコユーザーを一度に二人も失う事はお店にとって痛手でしかない。

 

更に被害に遭ったアホなお客様は『あの店でこんな事があった!』などと尾びれ背びれを付け足すだろう。

 

潜在的に二人以上のパチンコユーザーを遠のかせる結果に繋がりかねないのだ。

 

商売である以上、客足が鈍ると閉店まっしぐらである。

 

だからパチンコ屋は防犯に異常に敏感なのである。

 

そんな事も理解してない社員()の放った『俺の責任じゃねぇしw』という台詞は私に将来への悲観を加速させる結果になった事は言うまでもないのである。

 

~オワリ~